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宮代の匠
新しい村のすぐ近く。昔ながらの家が並び畑が広がるその中の、とある農家さんに今回はお話を伺ってきました。静かに、でも熱い想いを秘めたその方のお名前は金子智美さん。そう、金子さんは女性ファーマーなのです。
はじまりは新しい村から
なぜ宮代で農業に就こうと思ったのですか?
もともと家が農家だったこともあり、お手伝いは全然しませんでしたが(笑)土いじりや植物を育てることは好きで。高校の時に農業系の学校へ進学し、大学もそのまま農業系に行きました。当初は葡萄の栽培をやりたかったのですが資材や機械が高くて…卒業後に新しい村で農作業スタッフとしてパートで働きながら農作業のやり方を教えていただけたのは良い経験でした。
今はどんなお野菜を作っていますか?
小松菜ですね。小松菜と言ってもサラダ小松菜と言って生でも食べられる種類のものです。これからは、今まで宮代ではあまり作っていなかった野菜なども積極的に作って広めていきたいと考えています。
横のつながりができた「あぐりねっとみやしろ」
あぐりねっとみやしろ(新規就農者組合)に入って良かったことは?
色々な人と知り合えたことです。メンバーで、宮代のカラーである「紫」にちなんだ紫野菜をつくり、ふるさと納税セットとしてお届けしたりもしました。
趣味も農業もやり続けていく
趣味でボクシングをなさっていると聞きましたが…
20歳を過ぎてから趣味で始めたのですが、思いがけず農業にも活かされています。ボクシングをやる前は腰を下ろしてしゃがむ体制ができず膝をついて収穫していたのが、いつの間にかしゃがめるようになっていました。かごも重いものを持てるようになったり。今も週3日ほど春日部のジムに通っています。
これから宮代で農業をはじめようとしている人に伝えたいことはありますか?
農家にとって一番堪えることは気象災害です。宮代は、海も山もないけれど大きな気象災害もないので、農業はやりやすいと思います。新しい村にはこれからも野菜を出荷し続けていきたいので、若い力でもっと活性化していきたいですね。
今後の夢や目標はなんですか?
持続的な農業をするために、化学肥料だけでなく、土壌改善効果のある緑肥(りょくひ)という畑の土づくりの為に生やす植物があるので、これからはそれも使っていこうかと思っています。ある程度生やしてから土に返すことで有機物の補給になり土にいい影響を与えてくれるものです。その間畑が使えなくなったり時間はかかりますが、自分たちで肥料を作ることによって、より安心で安全な野菜をお届けしていきたいです。
※この記事は2017年9月に取材したものです。
金子 智美(かねこ ともみ)
昭和59年生まれ
ねずみ年・おひつじ座・A型
農業をはじめて10年
祖父からの農地を引き継ぎ、宮代で野菜を育てる
女性農業家。あぐりねっとみやしろのメンバー。新しい村
宮代産の野菜やくだもの、お米などを中心に、お酒
や加工品なども販売しております。
金子さんのお野菜もこちらで販売中。
住所 〒345-0824 宮代町字山崎777-1
電話番号 森の市場「結」 0480-36-3955
9:30~17:00 毎週月曜定休
駐車場あり
Tomo Farm 農家 金子 智美
新しい村
宮代産の野菜やくだもの、お米などを中心に、お酒
や加工品なども販売しております。
金子さんのお野菜もこちらで販売中。
住所 〒345-0824 宮代町字山崎777-1
電話番号 森の市場「結」 0480-36-3955
9:30~17:00 毎週月曜定休
駐車場あり