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宮代の匠

若い先生やスタッフの皆さんがきびきびと働く、元気で明るい院内には、町外や県外からも毎日多くの患者さんが訪れます。2025年3月には東鷲宮に2院目をオープン予定の栃原整骨院。今回は、副院長の栃原遼太さんに、事業への考えや、地元「和戸」への想いを伺いました。

現在のお仕事をするまでの経緯
栃原整骨院は父が始めました。自分は最初からそこで父の後を継ぐのではなく、まずは人間として社会勉強をしたいと思い外で働き始めました。整形外科、整骨院、スポーツトレーナーなどの経験を積み、宮代に戻り現在に至っています。

現在のお仕事について
今は町外から来られる患者さんが全体の約8割を占めています。毎日120人以上の方が来院されるので、お昼休みを取れないまま午後の診療が始まることもあります。
当院では『関節運動学的アプローチ』という施術方法を取り入れていますが、これができる整骨院はまだ少ないので、その影響もあってか、良くなった患者さんが紹介してくださり、来院される方が増えています。
ケガを防ぐための身体の使い方や鍛え方についても指導しているため、運動部の学生さんも多く来院されています。今日は近くの高校の野球部の学生さんに、トレーニング方法やケガをしにくい体づくりについて指導しました。


新院について
今の事業を大きくしていきたいという野心で拡大する訳ではなく、現在の患者さんの次回までの予約日数の短縮や、忙しすぎる先生達の負担軽減が目的です。また、町外から通院される患者さんの交通の利便性を考えた結果、東鷲宮に新たな院を開設することにしました。


スタッフさんとの関係について
副院長という立場を意識して接したことはありません。そもそも他力本願なので、みんなが活躍してくれるのが良いことと思い、どう活躍していただくかを考えています。
みんなが「自分はここのエースだ」というくらいの自信を持って働いて欲しいと思っています。だから型にはめるようなことは言いません。自分も茶髪にしていますし、受付もネイルをしているし、先生達も個性的です。それで良いしそれが良いと考えています。


地元への想いや関わり
祭りの世話人会の神輿副会長を務めていることもあり、ここ数年は毎年、うちの駐車場で開催されています。大きな平和を実現するのは難しいかもしれませんが、まずは自分が暮らす地域が楽しく、穏やかであることが何より大切だと思います。
祭りの世話人会で活動する中で、祭りの時にはほとんどの人が顔見知りになるほど、たくさんのつながりが生まれました。日常でも挨拶や会話ができる関係が築けることは、とても素敵なことですよね。


「和戸」って知名度はないじゃないですか。自分が良い仕事をすることで「和戸って栃原整骨院のある所ね」と言われるようになりたいですね。実際に先日、大宮のある店で話をしていたら、お客さんから栃原整骨院のことを聞いて「和戸」を知っているというオーナーさんがいました。自分の仕事で地域を知ってもらえるのが嬉しかったですね。栃原整骨院が和戸を有名にしたいです。


今後の夢や展開について
事業は大きくしすぎると質が落ちるような気がします。有名なラーメン屋も店舗が多くなると美味しくなくなるように思いませんか。なので、本業の整骨院は2つまでにして、数を増やすことよりも丁寧に患者さんと向き合うことをしていきたいです。
その代わり夢というか、次の事業は和戸に居酒屋を作りたいですね。最近この辺に気軽に飲める居酒屋がなくなってしまったので寂しいのですよ。お洒落なカッコいい店じゃなくて良く、ひとりでもふらっと入りやすい温かい雰囲気の居酒屋をつくりたいですね。
これから宮代町で創業する方へのメッセージ
宮代町は創業するなら狙い目だと思いますよ。特に和戸のあたりはお店が少ないし、土地や家賃も安いですからね。本気でやる気ならチャンスがあると思います。
※この記事は2025年1月に取材したものです

栃原 遼太(とちはら りょうた)
昭和62年生まれ
卯年・獅子座・A型
資格:柔道整復師、健康運動実践指導者、スポーツトレーナー

有限会社ストレスケア栃原整骨院
「関節運動学的アプローチ」という体に刺激の少ない施術です。関節機能障害や産前産後の骨盤矯正などにも効果があります。
住所:宮代町和戸2-4-31
電話:0480-34-3550